記憶術

記憶・記憶術

記憶術とは、大学受験や資格試験の暗記科目対策や仕事で何か覚えることが必要な人にお勧めの技術です☆かつては、紙が稀なものであり、印刷技術もなかったことなども影響し、古代ギリシャなどで記憶術や暗記術というものが使われていました。記憶術と呼ばれるものには、イメージ記憶術と呼ばれるものがあります。イメージ記憶術とは、覚えたいことや単語を感覚やイメージと関連付けて覚えるという方法です。この感覚やイメージ、また空間的認識や音楽を司る役目をしているのが右脳であり、この右脳を活性化させることによって覚えていくという方法です。例えば、栗・トマト・たこ・にんじん・ネギという単語を覚えるとします。次に人間の体をイメージし、頭に大きな栗がのっている、目がトマトになっている、首にたこが巻き付いて、にんじんがおなかに刺さり、足がねぎになっているといった具合で、実際にはありえないことですが、このように強烈なイメージと関連付けて覚えることで印象に強く残り、記憶として残ります。これが記憶術としてのイメージ記憶術です。このような記憶術は、受験を控えた学生や資格取得に向けて勉強している方などに活用されています。

右脳の鍛え方について

記憶術には、やり方があって、それを学び、実践すれば身に着けることが可能です。特別な才能や能力は必要なく、普通の学生や会社員の人でも記憶術を習得することができるのです。右脳を鍛える方法について紹介したいと思います。新聞のコラムの前半部分を読んで、後半の内容を想像してみるという方法です。それを続けていると、前半を読んだだけで後半部分の内容をイメージできるようになるのです。この訓練はコラム前半の内容を理解し、その内容に続く後半をイメージすることを繰り返すので、イメージ力がどんどん高まっていくようになります☆これは少しのキーワードでその後のあるべき姿やそのための方法などについて、少しの時間でアイディアが浮かぶための基本作りといえるでしょう。この右脳を鍛えるための方法は新聞でなくとも本でもできますが、新聞の方が毎日違う内容になり、しかも短い文章ですので取り組みやすく効果的です。普段から右脳を鍛えていると、いざというときに役立つと思います。これも継続が大事になってきます。やはり、どのようなトレーニングを行っても、能力というものは、すぐに手に入るものではありません。日常生活に右脳トレーニングを取り入れましょう。

長期記憶の性質による分類

記憶というとき最も一般的にイメージされるのは長期記憶です。長期記憶は名前のとおり年の単位で長期間憶えている記憶です。長期記憶については扱う記憶の性質の違いからいくつかに分類されています。タルビングTalving(1978)は特定の日時や場所と関連した個人的経験に関する記憶を「エピソード記憶」と呼びました。例えば、「4月の入学式の後、友達と駅前のカフェでコーヒーを飲んだ」といった記憶です。これに対し、特定の日時や場所と無関係な記憶を「意味記憶」と呼んで区別しました。「中枢神経には脳と脊髄がある」などというのも意味記憶です。スクワイヤーSquire(1987)は、さらに「宣言記憶」と「手続き記憶」を区別しました(下の表を参照)。「宣言記憶」は事実やエピソードを憶える記憶です。タルビングの「エピソード記憶」と「意味記憶」は「宣言記憶」に分類されます。「手続き記憶」は、やり方やルールの記憶、体で憶えた記憶です。健忘症の患者さんは普通「宣言記憶」の障害を主な症状としていて、「手続き記憶」は比較的良く保たれています。例えば、箸の使い方を忘れたりはしません。

記憶研究の4つのレベル

記憶の研究は主として次の4つのレベルで研究が進められてきました。

【その1】
その1つは、記憶の分子メカニズムの研究です。分子レベルの研究には、アメフラシ、マウス、ラットなどの比較的単純な系を用いて、より深く問題を掘り下げる戦略をとるのが一般的です。こうした戦略をとる理由は、記憶の基礎となる分子メカニズムが、比較的下等な動物であれ、高等な動物であれ基本的に同じであろうという仮定に基づいています。
【その2】
記憶研究の第2のレベルは、細胞レベルの研究です。脳内の情報処理機能を担う素子は神経細胞(ニューロン)です。神経細胞同士の信号の伝達は、電気信号(活動電位)によって行われます。活動電位が出なければ他の神経細胞に情報を伝達することが出来ません。活動電位が出てはじめて信号は神経線維を伝わり次の神経細胞へと伝達されます。脳内の記憶情報の処理も神経細胞の活動電位によって担われています。一方、活動電位を出すか出さないかは、シナプスに発生する信号の合成の結果が活動電位発生の閾値に達するかどうかにかかっています。以下の2つのアプローチが行われています。ひとつは、シナプス・レベルの電位変化発生をとらえようとする試みであり、もうひとつは活動電位そのものの解析により、記憶の脳内機構を解明しようとする試みです。
【その3】
記憶研究の第3のレベルは、脳のマクロの領域レベルの研究です。脳の機能局在の考え方が定着するにつれ、記憶機能も特定の部位に局在すると考えられるようになりました。1950ー70年代には、サルの脳の一部を破壊して記憶機能の責任部位を探す試みが盛んに行われました。このレベルの研究では、人の脳損傷の症例の研究も多いです。また、脳機能画像化の技術的進歩にともない、正常なヒト被験者を対象とした脳機能マッピングの研究も盛んに行われています。
【その4】
記憶研究の第4のレベルは、個体のレベルで行動を見る研究です。

動物を用いた記憶研究手法

動物を用いた記憶研究手法の一つは、脳の一部を破壊して一時的あるいは永続的な機能喪失を引き起こし、脱落症状を調べる方法です。脳の一部を壊し、記憶の機能に障害が起これば、その部位は記憶機能を担っているだろうということです。脳の一部を破壊する方法としては、外科的切除、冷却、電気刺激、薬物注入などが用いられて来ました。

動物を用いた記憶研究手法:外科的切除の欠点

外科的切除は、広い領域を破壊できる利点を持つ一方で、破壊領域の境界を厳密に操作できない、外科的手術後に回復期に機能代償が起きる、繰り返しテストできないなどの欠点があります。冷却は繰り返しテストできる反面、冷却の及ぶ範囲を厳密に決められない欠点があります。電気刺激は、ONとOFFの時間的タイミングを正確にコントロールでき、繰り返しテストできる反面、広い領域を刺激できない欠点があります。薬物注入は、薬物により可逆的、非可逆的効果を選択でき、伝達物質との関係で機能を同定できる利点がありますが、広い範囲の破壊には不向きです。

記憶を電気活動で見る

すでに述べたように、脳内の情報処理機能を担う素子である神経細胞同士の信号の伝達は、活動電位によって行われる。活動電位が出てはじめて信号は神経線維を伝わり次の神経細胞へと伝達されます。従って、脳内の記憶情報の処理も神経細胞の活動電位によって担われているはずです。例えば、「Aさんの顔の記憶」には、Aさんの顔物質があるのではなく、Aさんの顔の認知と記憶を担う神経回路があり、その神経回路を構成する神経細胞のうちどの細胞がどのタイミングで活動電位を発生するか、その時間的・空間的分布が、「Aさんの顔」の認知や記憶を担っています。記憶を電気活動で見る手法によって、記憶研究を行うのは、このような考えに基づいています。

記憶を担う分子機構

記憶を担う分子機構は、それぞれの細胞レベルで伝達の効率を変化させ、神経回路の可塑的な変化を引き起こす重要な契機にはなりますが、記憶の内容そのものを担うことはなく、記憶の内容は神経細胞の活動の時間的・空間的分布によって決まるであろうという考えです。このような立場からこれまで行われてきた大部分の研究は、記憶課題を遂行中の脳内の1個1個の神経細胞の活動を、行動との関係で解析した研究です。どのような記憶課題を選択し、脳内のどこの神経細胞活動を記録して解析するかは、破壊実験の結果を参考にするのが一般的です。

右脳と左脳の機能の違いは?

右脳と左脳の違いについてあなたはご存知ですか?右脳と左脳の機能の違いは、言葉や文字などは左脳機能、五感(視覚、聴覚、臭覚、味覚、触覚)認知などが右脳機能と言われています。右脳は見たものを直感的に感じ取り、その画像や映像は右脳の記憶エリアに一瞬にして刻み込まれます。例えば、昔何か印象強く残っている映画や音楽がふとした瞬間に思い出される、それもリアルに甦ってくるのです。つまり、右脳は感じたこと全てにおいて直感的に瞬時に総合的外部情報を認識し、それが何であるのか判断することが出来るということです。反対に左脳は、特に日本人特有全てのものごとにおいて論理的な思考で、言葉や文字などの認識を行います。ですから、左脳は耳で聞いたことはメモなどをしない限りすぐに忘れてしまうということです。右脳と左脳、両方をバランスよく調和が取れるように右利きの人は左手を、左利きの人は右手を使って文字を書いたり、出来るだけ利き手ではない方を使うように心がけるようにしましょう。そうすることで、右脳と左脳をバランスよく使い分けることが出来ますよ。